2010-03-01から1日間の記事一覧

モラヴィアの「Mind Tree」(3)- 激しく行動するモラヴィア

刺殺された映画監督パゾリーニの葬儀で演説するモラヴィア 印刷費もちの出版。大物批評家が大絶賛 ▶(2)から続く:20歳の時、並行してフランス語で書いていた短編『疲れた娼婦』を作家たちが創刊した文芸誌「900-ノヴェチェント」に発表。彼自身その雑誌で…

モラヴィアの「Mind Tree」(2)-サナトリウムでの”ドストエフスキー病”

廃屋になったイタリアにあるサナトリウム。 モラヴィアはこうしたサナトリウムで療養していた。 家で寝たきりの状態の時に、本を乱読しはじめた ▶(1)から続く:物心ついてからサナトリウムに入れられるまで、とくに寝たきりの状態の時は、アルベルト少年…