2010-07-22から1日間の記事一覧

ピエル・パオロ・パゾリーニの「マインド・ツリー(心の樹)」(1)- ファシスト軍人だった父と理想主義者だった母の間に。最初の詩作は7歳の時

はじめに サディズムとファシズムの病的極限状態で「権力」と「肉体」をえがいた『ソドムの市』(1975)を撮り終えた直後、謎の死をとげたパゾリーニ。そして公開された最後の映画から、「パゾリーニ」という名前は、つねに”スキャンダラス”に結びつけられて…