アンデルセン

アンデルセンの「マインド・ツリー(心の樹)」(3)-童話創作は自らの内面を見つめる作業だった

詩を書く-自身の内なる”樹”を見つめ直す ▶(2)のつづき:アンデルセンはイタリアへの旅から戻り『即興詩人』を書きあげます。イタリアを舞台にしながら主人公には自身が人生で味わってきたことのすべてをロマンチックに仮託させています。スペイン階段の物…

アンデルセンの「マインド・ツリー(心の樹)」(2)-自費出版、落ち続ける評判、絶望

オーデンセにあるアンデルセン・ミュージアム 自意識過剰か、純粋か。10代半ばの異常な行動力で、失敗を繰り返す ▶(1)の続き:父を亡くした後、母は再婚し、川沿いの義理の父の家に引っ越します。この引っ越しがアンデルセンに一つの転機をもたらすことに…

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「マインド・ツリー(心の樹)」(1)」-貧困一家。本を次々に借りる

デンマーク・ロイヤル・バレエ団:マッチ売りの少女: アンデルセンは自作の童話「みにくいアヒルの子」のような人生を送った、と時に言われることがあるようですが、実際にはどんな人だったか、どんな人生を送った人なのかはふつうは知りません。「アンデル…