2010-02-12から1日間の記事一覧
いにしえのサンクト・ペテルブルグの街並 工務局での勤務、翻訳、そして小説の執筆 ▶(2)から続く:フョードルは工兵学校を21歳で卒業後、サンクト・ペテルブルグの工務局に勤務します。まだ叙事詩形式だったゴーゴリの『死せる魂』を最初から最後まで暗唱…
ドストエフスキー家の「家族朗読会」がマインドと知識を育てた さらに強くフョードルの”心の樹(マインド・ツリー)”を太く密に育てたのは、ドストエフスキー家独特の「家族朗読会」でした。 夜には家族が客間に集まり父と母が交替で読む(後に兄弟たちも交…
幼年・少年期の環境がドストエフスキーの感受性を生み出した 『罪と罰』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』『白痴』『地下室の手記』など、ドストエフスキーはどのようにして20世紀文学の数々の名作を生み出しえたのでしょう。ドストエフスキーの”心の樹(マイ…