エドヴァルド・ムンク

エドヴァルド・ムンクの「Mind Tree」(3)- ドストエフスキーとイプセンの影響。魂を「腑分け」した絵。カンヴァスはなく漁ってきた厚紙に描いていた

簡易な電話装置を自前でつくる。「木工」好きで父の薦めで工業技術専門学校に入学していた ▶(2)からの続き 19世紀後半、産業革命がノルウェーにも押し寄せて来ていました。この頃ノルウェーは経済不況下にあり多くの労働者が職を失っていたため、父は少年…

エドヴァルド・ムンクの「Mind Tree」(2)- 12歳の時、名家の名残りもなく侘しい団地アパートへ引っ越す。診療室と子供部屋は同じだった

12歳の時、みすぼらしい団地アパートへ引っ越す。5度の引っ越し。診療室と子供部屋は同じだった ▶(1)からの続き:ウィキペディアなどでムンクの生涯のはじまりを「父は医師で.....名家の生まれであった」と要約してしまうと、ムンクの魂も同じように「要…

エドヴァルド・ムンクの「マインド・ツリー(心の樹)」(1)- 父は皆をランプの下に集め北欧伝説を語り聞かせた。5歳の時、母亡くなりムンク家の調和が崩壊する

はじめに:「悪夢を克服する道」としてのムンク ミュージアム・グッズの代表格として世界中で販売されているエドワルド・ムンクの『叫び』。耳に両手をあてていることから分かるように、橋の上の男が叫んでいるのではなく、叫びに耐えかねて両耳を塞いでいる…