ルー・リード

ルー・リードの「Mind Tree」(3)- 大学卒業後に行き先が見えなくなる

大学のカレッジ・ラジオ局のホストをつとめる ▶(2)からの続き:大学でエレキ・ギターを鳴り響かせていた時ルーに、同じく文学の道に入り込んでいたスターリング・モリソンが、同じ匂いをかぎつけてきました。モリソンはルーと同じくロングアイランドの中…

ルー・リードの「Mind Tree」(2)- 詩人デルモア・シュワルツとの出会いと影響

父との断絶。「英文学」と「哲学」を専攻 ▶(1)からの続き:19歳の時(1961年)、ルーはニューヨーク州の北部にあるシラキュース大学に入学します。ルーが専攻したのは、「英文学」と「哲学」でした。単純化できないにせよ、ルーの「マインド・ツリー(心…

ルー・リードの「マインド・ツリー(心の樹)」(1)- セクシャリティに悩んだ10代

はじめに: ニューヨークの”ワイルド・サイドを歩いてきた”人物の筆頭につねに数えられるルー・リード。ジャンキー、セクシャリティ、ペルソナ、詩人、アナーキー、アーチスト、ロックン・ローラー、パフォーマー、トランスフォーマーという形容が30余年にわ…